合気武道松柳会(しょうりゅうかい) 本文へジャンプ
座技 四本目
「車倒」

合気武道の技術体系

合気武道 一ヶ条〜五ヶ条
合気武道は形が118本有り、その技は一ヶ条から五ヶ条まであります。分類すると次のようになります。
一ヶ条 基本的な体捌きと足腰の鍛錬
二ヶ条 関節技が多用されてくる
三ヶ条 関節技に螺旋の動きが入ってくる
四ヶ条 あまり動かずに誘導する技になる
五ヶ条 シンプルにして実戦性の高い技に至る
となります。技の構成をみると、一ヶ条が一番きつく疲れるのですが、この一ヶ条で足腰を鍛錬されて上のヶ条に進むと、あまり動かずとも相手を誘導できる技へ至ります。
 


「柔術拳法」で自由攻防の練習
「柔術拳法」の部では、当身の練習及び、プロテクターを着用しての自由攻防の稽古、実乱撃を行います。
この稽古では、プロテクターの上からの眼突き、金的蹴りを取り入れ、
・何でもありの実乱撃
・片方が模擬ナイフを持っての実乱家気
・片方が組んでくる相手への実乱撃
等、実戦で起こりうる様々な状況を想定して自由乱捕を行います。
当身の基本は日本拳法の基本を取り入れています。日本拳法は自衛隊徒手格闘技や警察の逮捕術の元となる武道でその実践性は高く評価されています。



活法「古武道療術」の伝承会
松柳会では古武道に伝わる活法(整体術、整復術)の伝承会も行っております。
活法とは柔術の稽古に於いて骨折、脱臼などに対する整復術で、本来様々な柔術流派に「裏芸」として伝えられてきました。
それは、本来柔術は「骨を掴む稽古をしている」から整復術も出来たのです。掴ませる「合気」の稽古ばかりしていると整復術は決してできません。
松柳会が掴ませる「合気」ではなく掴む「柔術」を主に稽古をしているのは、この古武道療術を伝えたいためなのです。