護身技self difence teqnick
護身術概要
現代社会の状況は、昔のように路上で喧嘩をするようなことや、暴走族同士の抗争といった血生臭い話はとんと聞かなくなりました。私が学生の頃（1980年代ごろ）はそういう話が多かったのです。しかし現在は、ストーカー被害から殺されてしまうというような、か弱い女性を狙った「暴力」が増えたことに驚きを感じます。ＳＮＳで知り合った男性に殺されてしまう、と言った被害も少なくありません。
そして、警察さえ、ストーカー被害を訴えても助けてくれません。
自分の身は自分で守らねばならない。今こそ武道、武術が再認識されるべき時代が来た。と私は思います。
大東流合気武道の技
■切返（きりかえし）
正面より両袖を取られた時の技です。両腕を左に切り、右にはね上げることで相手の腕をくぐります。
①両袖を掴まれたとき ②右足を斜め前方に踏み込み両手を斜め下に切る
③左足を踏み込み、相手の側面に入る ④身体をを後方に開いて後ろに倒す
■一本捕（いっぽんどり）
一本捕は大東流の一番初手の技で、基本にして奥義に通じる技です。相手の正面打ちに対する技です。
①相手が正面を打ってきたとき、 ②その手刀を受け、切り下す
③相手の左手を取り ④肘で背部に当身
■山嵐（やまあらし）
山嵐は明治期の講道館四天王の一人、西郷四郎の技です。西郷四郎の得意技「山嵐」は大東流の応用技と言われています。
①左手で袖を、右手で右襟を掴む。 ②相手に対し「千鳥」で入る。
③相手の右足に対し真横から刈る。 ④投げるのではなく真下に落とす。